ローター面に溝(スリット)を加えることでパッドから発生するガスや炭化した劣化成分の 排除をスムーズにし、フェード現象を抑える効果があります。また、ガス、異物がスムーズに 排出されるのでロータが傷みにくくなります。
スリットは片面に6本。裏側では、スリットの位置が重ならないようにいれます。新品ローターの場合は、焼き入れをすることにより応力を逃がして『ゆがみ』をだしてから研磨・スリット加工を行うことをお勧めします。
スリット加工により、ブレーキパッドとローターの接触面を長期にわたって良好に保つことができます。