ブレーキお役立ち情報

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悪天候でのブレーキテクニック

<雨>
タイヤと路面の間に水がはいり、薄い水膜ができることにより ブレーキを踏んでもきかない状況、ハイドロプレーニング現象が あります。路面とタイヤが接着しないため、非常に危険な状態になります。 タイヤが磨耗しているとその現象が顕著に表れます。 ブレーキローターとパッドの隙間に水がはいり、水膜ができる ウオーターフェード現象はローターとパッドがすべってしまい ブレーキの効きが悪くなります。 高速道路などは、ブレーキを踏まずに長時間、走ることが多いので この現象が起こりやすくなります。
【対策】
スピードを落として、ブレーキを軽くかけてできた水膜を 取るようにします。 大きな水溜りなどに入ってしまった場合は、低速で 10回ぐらい、ブレーキを連続して踏んで 乾かしましょう。

<雪>
雪道では、急ブレーキは厳禁です。ABSを装着しているといっても 限界がありますので注意。
エンジンブレーキを併用しながら慎重な運転が必要です。 新雪路面、圧雪路面、凍結(アイスバーン)路面、わだち路など コンディションも様々。このような状態で ブレーキングの正確性を求めるのは至難の技です。