ブレーキの点検について

ブレーキの点検について

ブレーキフルードの点検

ブレーキフルードは、マスターシリンダで発生した圧力をパイプ、ホースを通じて 効率よくブレーキに伝える役目をする作動液です。 ブレーキは1年に数万回も作動しているものなので、付属の金属部品やゴム製品が磨耗し、その破片がブレーキフルードに混ざることは避けられません。
そのような状態になると効きが悪くなったり液漏れを起す可能性があります。

ブレーキフルード自体が劣化すると、周辺の金属部品をさらに劣化させ、 ブレーキフルードに異物が混入するという悪循環になります。

通常のドライビングであれば、ひと月、又は走行距離3000km毎にマスターシリンダの リザーバを確認して液面レベルをチェックしてください。
「MINI」以下のときは、ブレーキフルードを足したりせずに、整備工場で 点検してもらいましょう。 車検時には、ブレーキフルードの交換などの他、ブレーキ関連の点検整備を 行ってもらうのがベストです。

海の近くに住んでいる方や長い下り坂を頻繁に走る方は、車検を待たずに 1年毎の点検・整備が必要です。