ブレーキのトラブル一覧

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ブレーキの鳴き

パッドとローターの間で発生する摩擦力が原因で振動がおこる現象が鳴きです。

鳴きの現象でチェックしたいのは、
1.どんな状況のときに発生するか?
2.音の種類は?(キーキーまたはガーガー、グーグー)
3.発生頻度は?
4.発生場所は?
5.走り出してどのくらいで鳴り出すか?
6.ブレーキを強く踏むと鳴る?少しでも鳴る?
7.ブレーキをかけていないときは?
以上のようなことから鳴きをチェックします。

【ブレーキを軽く踏んだ時や止まる寸前にキー音が発生する場合】
ブレーキの鳴きで一番多いのがこのタイプ。対処法は、まずパッドの残量確認 ブレーキパッドの残量が少なくなると鳴きやすくなる傾向があります。 (残量が少なくなり、パッドウェアインジケーターがローターに接触し音により磨耗を知らせている場合もあり)
次にローター表面をチェック。ローター表面の荒れ、サビ、磨耗粉付着などが鳴きの原因になります。 ペーパーがけ、研磨、新品への交換が必要になる場合もあります。キャリパーの点検、稼動部に適切にグリス塗布 シムの点検とグリスの塗布シムが未装着の場合グリスの塗布が行われてないと鳴きやすくなります。
シムを点検し、錆や破損がないことを確認し、グリスを適切に塗布してくださいピストンバック キャリパーピストンを点検確認し、ピストンを押し戻しスムーズな可動を確認してください。パッド裏板点検、修正 ブレーキパッド裏板が変形や反った状態やサビているとブレーキ鳴きの原因になる可能性があります。

【ブレーキを踏んだ時にグォー音がする】
ローター表面のあれ、サビ、磨耗粉付着パッドとローターの間に異物が混入した場合、 キャリパーの取り付けに不具合がある場合などが考えられます。

【ブレーキを踏まない状態で発生する異音】
ブレーキパッドの組み付け点検及びキャリパーの点検をしてください。キャリパーがきちんと戻らずパッドを引きずっている状態の場合があります。